強く、優しく、しなやかに。
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お母さんとゆみか
20070313_268996.jpg
家族 comments(2) -
母からの電話
「元気かな?
 こっちはみんな元気だよ!
 今日夜9時半すぎに電話するね(^Q^)/^」

そう今日の昼過ぎに母からの久しぶりのメールをもらった。


今日の夜は遅めの夕食を「世界大同」で一人でゆっくり食べ、
本を読みながら仙草奶茶を飲み、その時間が来るのを待った。

実は最近母からの連絡がなく、連絡しても繋がらず、
相変わらず忙しいのだろうと思ってはいたけれど、
一方ではちゃんと休めているのだろうかと、いつもどこか気がかりだった。


9:00pm
閉店1時間前、みんな帰っていなくなったレンガ造りの静かな店、
小さなテーブルに点いた照明と、流れる洋楽のバラードが、
どこかこかげさんにいるような気持ちにさせる。

しっくりして、目を瞑った。

母からの連絡がくるまでの30分間、私はとてもそわそわした。
本を読んでも、ちらちら時計を見ては、まだかなまだかなと思っていた。


9:35pm
電話のベルが鳴る。
音は1音のcan you celebrate。
青い画面にokasanと浮かぶ。

嬉しかった。
なぜか今日は心が震えていた。
声も震えて、噛み締めたように言葉が喉を通るのを感じた。

久々に聞いた母の声からは、相変わらずの忙しさと、
その後ろから聞こえるものは、相変わらずの家族の様子だった。
私も、忙しい中大変ではなかったか心配していたと伝えた。

一番下の妹が来週高校の入試のようで、
だけど自信満々で、持ち前の容量の良さでうまく遊んで勉強しているよう。

そしていつも電話で一切話したがらない父。
今日も話さないけれど、
私が帰った後東京に行くことで、
埼玉の親戚に先日お願いの連絡を入れてくれていたらしい。
表面には出さないが、そこが父の優しさだといつも思っている。


一瞬母の声が途切れて、
「ごめん、充電がなくなりそだから、またねー。」
そう聞いてバタバタと短い電話は終わった。

そわそわして待った電話。
まだ話したい私の気持ちとは別に、ごめんと一言、嵐のように去っていった。
だけど家の今をそのままを表すように終わったその電話は、
終わった後もまだ家族の様子ゆっくり想わせて、私も心が安らいだ。


9:45pm
店員さんにあいさつをして店を発つ。

また雨だけど、それでよかった。
傘はなかったけど、小雨だし、Norah Jonesとフードをかぶって雨と夜を遊んで帰った。
気持ちよかった。






9405室。
こっちで見つけたもう一つの私の家。
大白と小育と培玟が待つ。
そしてこの3人も今は私の家族だと思う。


ろうそくの火、あとちょっとだけどとても綺麗。



家族 comments(2) -
おじいちゃん、おばあちゃん。
おじいちゃん、おばあちゃん、そしてもう一人のおばあちゃん。
どこにいても、いつも私たち3人のことを想っていてくれる。
あたたかくて、時に厳しくて、そして嬉しいことがあると、いつも一番に喜んでくれる私の大好きな人たち。



10月26日 Thu.
今日は私の地元の別府競輪が新しくリニューアルオープンした。
そして私の家は今日、このことに少なからず関係する。
なぜならば、うちのおばあちゃんは何十年間もずっとこの競輪場で食堂を経営してきたから。

昔の競輪場。
私もずっとここでお手伝いをしていたから知ってる。
夏の暑い日は、燃え上がる炎と熱湯に囲まれて、汗びっしょりになりながらも笑顔でお客さんに接するおばあちゃんの姿。
冬の寒い日も、朝日が昇る前から仕込みに出かけ、冷えるコンクリの床の上でずっとお仕事してきたことも。
どんな時も味を守って、一緒に働くみんなを気にかけ、そして何よりも笑顔でお客さんを大切にする。

「弱音は吐くもんじゃない」とよく言う強気のおばあちゃんだから、私はおばあちゃんの弱いところなんて見たことも一度もない。
だけどわかる、おばあちゃんももう年なこと。
口には出さないけれど、このお仕事を続けるにも大変になってきていること。

その時に今までの所を取り壊し、新しい場所にまた食堂を作る話。
私はその話を聞いたとき、「おばあちゃん、もう休んでいいんだよ。おうちでゆっくりしなよ。」って思った。
家族のみんなも働くみんなもそう言ったと思う。
だけどおばあちゃんが選んだのはずっと「おいしい」と通い続けてくれるお客さんの顔を大切にすること、そしてまだもう少し頑張ることで自分の人生を楽しむことだった。
「苦労ができるうちは幸せだよ。」とおばあちゃんは言う。
とても強く、素敵だと思う。

だから今日のこの日は、きっとおばあちゃんにとっての記念日であり、人生のまた新しいスタートになった特別な日なのではないかと思った。
「おめでとう。体は大丈夫?」そう私もおばあちゃんに伝えたかった。

久しぶりに電話をした。
「大丈夫よー。」と元気で楽しそうなおばあちゃんの声。
お店も大繁盛。
おじいちゃんも「この日に向けておばあちゃんと一緒に準備を進めてきたんだ。」と楽しそうに話す。
何よりそのことが嬉しかった。
ふたりの笑顔が目の前に広がる。
私も一緒に笑顔になった。



もう一人のおばあちゃんにも電話をした。
おばあちゃんは私との電話に嬉しすぎて声が震えていた。
いつもはそんなことないのにすごく早口で、どれだけ日々心配してくれているのかと思う。
おばあちゃんも今度の日本舞踊の発表会に向けて今頑張っているようで、どれだけ私の周りには素敵な女性がいるのだろうと思った。
帰ったらぎゅって抱きしめてあげたい。
たくさん笑顔を見せたいと思う。



近況を報告する度に、元気になってもらおうと思う私。
だけど実際は、私が元気と頑張る気持ちをもらってる。
大切に想ってくれる人たちがいるから、もう一つ前に踏み出そうと思えることもたくさんで。

いつもあたたかい心をもらいます。
ありがとう。







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